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妊娠中は、つわりやホルモンバランスの変化などでお口の衛生状態が悪くなり、むし歯や歯周病になりやすくなります。
妊娠中は食事の摂り方が不規則になったり、唾液の自浄作用が低下するためです。これを防ぐには、食後にきちんと歯みがきをして、お口の中を清潔に保つことが大切です。
（1）妊娠中に、歯科健診を受けましょう。
親子（母子）健康手帳交付時に妊婦歯科健康診査受診票・質問票・協力歯科医院一覧を交付します。
協力歯科医院に予約のうえ、親子（母子）健康手帳・受診票・質問票をもって受診してください。
※受診するときは、妊娠していることを歯科医師に告げましょう。
※妊娠中期（16週～27週）の体調のよいときに受診しましょう。
※必要があれば治療を受け、歯石をとりましょう。
（2）つわりの時は、食後にこだわらず体調のよいときに歯をみがくようにしましょう。歯ブラシもヘッドが小さいものを使用すると奥歯がみがきやすいです。デンタルリンスでうがいをしたり、キシリトール配合のガム（キシリトール50％以上配合のもの）をよく噛んだりして唾液を出すのもよいでしょう。ただし、デンタルリンスやキシリトール配合のガムは補助的なものですので、1日を通してまんべんなく全体の歯をみがきましょう。
（3）熊本市は政令指定都市の中でむし歯をもつこどもがとても多い都市です。生まれてくる赤ちゃんにむし歯の原因菌をうつさないためにも家族みんなでお口をキレイにしましょう。さらに定期的に歯科健診を受けお口の清潔を保ちましょう。また、赤ちゃんの歯は妊娠中からつくられます。赤ちゃんの歯を丈夫にするためにもバランスのよい食生活を心がけましょう。
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