出産後数ヶ月間の授乳間隔は個人差が大きく、多くの場合、一日に数回3時間あくことがあっても、ほとんどの赤ちゃんは頻回に欲しがります。なぜなら、母乳は消化吸収に優れているため、人工乳と比較すると早くに空腹になるからです。頻回に授乳することで母乳を作る働きのホルモンが上昇しさらに母乳の分泌は良くなります。また、赤ちゃんはおっぱいを吸うことで安心感を得ることができ、お母さんと赤ちゃんの基本的な信頼関係を育てる基礎になります。母親が不安な気持ちでいると、赤ちゃんも不安になり泣く事もあります。赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけ授乳をしましょう。次第に間隔はあいてきます。熊本市民病院 産科・婦人科では、母乳育児に関する相談や助言を受けることが出来る「助産師外来」と「24時間電話相談」も行っています。どうぞご利用ください。
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