周りのお子さんが上手におしゃべりされているのを見ると、不安になってしまいますよね。しかし3歳頃までは言葉の発達にはとても大きな個人差があります。1歳前から話し出す子もいれば、3歳頃から突然言葉が増えるお子さんもいます。まずは「話せる言葉」よりも「理解できる言葉」に目を向けてみましょう。お母さんが言うことが大体理解できているでしょうか。また、言葉が発達するためにはコミュニケーション意欲(人と思いを共有したい、気持ちを伝えたいという気持ち)の育ちが必要不可欠です。興味があるものを指差して「ほら、見て見て!」とでも言うように、お母さんに視線を送ったりしますか。このふたつが満たされていれば、今は言葉を溜めている時期。話せる言葉は、その子のペースで後から増えてくるでしょう。もしも指差しをしない、人への興味関心が薄いという様子があるならば、まずは親子での触れ合い遊びなど相手がいる遊びを積極的に行い、誰かとやりとりして楽しかったという経験を増やしていくことが大切です。 それでも言葉についてご心配があるとき、3歳を過ぎても言葉が全く出ていないときは、こども発達支援センターにご相談ください。
【お問い合わせ先】
こども局 こども発達支援センター TEL:096-366-8240
|