妊娠おめでとうございます。妊娠中に気をつけることについて、主なものをご紹介します。
●妊娠中の日常生活 おなかの赤ちゃんの発育が進むにつれ妊娠中の母体には、様々な変化が起こってきます。 特に妊娠11週(3か月)頃までと妊娠28週(8か月)以降は、からだの調子が変化しやすい時期です。仕事のしかたや、休息の方法、食事のとり方などに十分注意してください。 普段より一層健康に気をつけ、出血、破水、おなかの強い張りや痛み、胎動の減少を感じたら、すぐに医療機関を受診してください。 妊婦健診をきちんと受診し、医師、歯科医師、助産師、保健師、歯科衛生士、管理栄養士などの指導を積極的に受け、妊娠、出産に関して悩みや不安があるとき又は家庭、職場でストレスがあるときなどは遠慮せずに相談しましょう。
(睡眠と休養) 妊娠中は十分な睡眠と休養をとりましょう。早寝早起きが理想ですが、つわりがひどいときや夜眠れないときは、昼間でも横になって少しでも睡眠をとりましょう。
(入浴と清潔) 妊娠中は新陳代謝がさかんになるため、毎日入浴し(シャワーでも可)、洗髪もこまめにしてください。ただし、暑すぎる湯や長風呂は避けましょう。浴室はすべりやすいので、転倒しないように注意してください。
(姿勢・動作など) 妊娠中は、体重増加・腹部がせりだすことにより、姿勢が悪くなりがちです。 バランスの悪い姿勢は腰痛の原因にもなります。意識的に正しい姿勢を保ち、動作も慎重にしましょう。
(旅行と運動) 妊娠初期と末期の旅行は避けてください。妊娠中期の旅行は医師に相談し、許可がでれば、無理のない旅行は楽しめます。 妊娠中の運動は「体調を整える」ことを目的に、妊婦体操やウォーキングがよいでしょう。
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