●妊娠中の正しいシートベルトの着用について 妊娠中も、シートベルトを正しく着用することにより、交通事故の被害から母体と胎児を守ることができます。 ただし、シートベルトを着用することが健康保持上でない場合は着用しなくてもよいこととされていますので、医師に確認するようにしましょう。
●妊娠中の正しいシートベルトの着用方法 (1)シートの背は倒さずに、シートに深く腰掛けましょう。
(2)腰ベルト・肩ベルトを共に着用するようにしましょう。 三点式ベルトの腰ベルトだけの着用や二点式ベルトの着用は、事故などの際に上体が屈曲して腹部を圧迫するおそれがあり、危険です。
(3)腰ベルトは、大きくなった腹部(妊娠子宮の膨らみ)を避けて腰骨のできるだけ低い位置でしっかり締めましょう。
(4)肩ベルトは肩から胸の間を通し、腹部を避けて身体の側面に通しましょう。 その際には、肩ベルトが首にかからないようにしましょう。 また、肩ベルトがたるんでいると事故の際に危険ですから注意しましょう。
(5)腰ベルトや肩ベルトが腹部を横切らないようにしましょう。
(6)バックルの金具は確実に差し込み、シートベルトが外れないようにしましょう。
(7)ベルトがねじれていないかどうか確認しましょう。
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