●産後、1~2ヶ月は大変! でも大丈夫 ~まわりの人たちの力を上手にかりましょう~ 妊娠や出産は、女性の一生の中でも大きな出来事です。出産後の心身は、性ホルモンなどの急激な変化が起こることに加え、母親という新たな役割や、経済的負担の増加、自分自身の仕事のことなど、誰もがストレスにさらされやすい時期です。
特に産後1~2か月は生活リズムも不規則で、授乳回数も8~9回と多く、1~2時間ごとの授乳になることもしばしば。1日の大半を赤ちゃんの世話に追われている感じです。そのため、お母さんは睡眠や休養が十分とれず疲れやすくなります。
赤ちゃんはおっぱいをのみ、おむつもきれいになるとしばらくは眠るのですが、中にはよく眠ってくれない赤ちゃんもいたりして大変です。
でも、大丈夫。そんな時期も産後1~2ヶ月までです。赤ちゃんもしっかりおっぱいが飲めるようになってくると、授乳リズムも定まってきて、夜間の授乳も徐々に減ってくるので、お母さんもかなり楽になってきます。 多くの人の力を借りながらこの時期を上手に乗り越えましょう。
~情緒不安定な時期を乗り切るポイント~ (1)パーフェクトを望まない 育児もはじめての経験なら、うまくいかないのは当然です。自分ひとりで何もかもやってしまおうと思わずに、出来ないことは夫や家族の手もかりましょう。
(2)自分の体をいたわる 家事など手を抜けるところはできるだけ省いて、体をいたわり体力が回復するまでのんびりと過ごしましょう。
(3)話を聞いてもらう グチ・不満や不安なことは誰かに話して気持ちを楽にしましょう。
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