【1】よく観察するポイント(医師に伝えるポイント) ・におい・・・腐ったようなにおい・すっぱいにおい ・性状・・・赤っぽい・白っぽい、どろ状・水様状 ・1日の回数 ・嘔吐・腹痛・熱はありますか ・機嫌はどうですか ・食欲はありますか ↓
(1)こんなときは、すぐ病院へ! ・回数が多く(1日6回以上)ぐったりしている ・高熱・嘔吐・強い腹痛がともなっている ・便に血液が混じっている ・おしっこの量が少なくなっている(脱水症状がある)
(2)こんなときは、しばらく様子をみて、続くときはかかりつけ医に診てもらいましょう ・回数が1日5回以内 ・おしっこが普段と変わりなく出ている ・発熱や腹痛、嘔吐もなく、機嫌もよい ・水分や食事がとれている 【2】こんな症状の時の対応≪手当てとアドバイス≫ ★ポイント ・水分は1回量を少なく、回数を多く与えましょう ・下痢がひどい時は固形物を与えない方がよいでしょう ・おしりがかぶれないように、よく洗ってあげましょう ・家族内の感染予防のために、排泄物の始末をした後は、よく手を洗いましょう ★与えてよいと思われる食べ物 ○水のような便の場合 湯さまし、すまし汁、みそ汁(具なし)、りんごのすりおろし、 子ども用イオン飲料(経口補水液)
○ どろどろ~やわらかい便の場合 とうふ、おかゆ、すうどん、 徐々に野菜の煮物、白身魚などを加えていく
★なるべく避けた方がよい食べ物など ×柑橘類(みかんなど)、乳製品、砂糖、その他消化の悪いもの ×ジュースなど刺激の強い物 ×牛乳類(離乳がすすんでいる子ども) ※ただし、乳児は、母乳・ミルクは飲ませてかまいません
【3】夜、心配な時は「熊本県子ども医療電話相談」に相談を ・相談時間 平 日:19時~翌朝8時まで 土曜日:15時~翌朝8時まで 日祝日: 8時~翌朝8時まで ・県内統一「#8000」または、 ダイヤル回線電話、IP電話、光電話からは 096-364-9999
・あくまでも参考にするもので、症状には個人差があります。日頃からお子さんをよく観察しましょう ・日頃から「かかりつけ医」をもち、診療時間内に受診しましょう
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