かまない原因は、食べ物のかたさや大きさなどが口の動きや発達に合わないことが考えられます。
(1) 食べ物のかたさ 食べ物がやわらかすぎると、かむ必要がありません。かたさの目安は、弾力のあるバナナくらいで歯ぐきでつぶせる程度にします。
(2) 食べ物の大きさ 離乳食後期は、歯ぐきを使った「カミカミ」の練習の時期です。みじん切りや小さな角切りは歯ぐきに当たらないので、かむ練習にはなりません。慣れてきたら徐々に大きくしていきます。歯が生えている場合は、前歯でかみとって食べるようなスティック状も適しています。
(3) 食べ物の食感 白身魚やささみ、じゃがいもなどパサパサした食感のものは、吐き出すこともあります。片栗粉でとろみをつけると食べやすくなります。
また、この時期は「手づかみ食べ」をする時期でもありますので、スティック状に切ったゆで野菜やバナナなどを手でつかみ、自分で食べる楽しみを体験させてみましょう。
食べ方には個人差がありますので、あせらずゆっくり進めましょう。
※離乳食についての相談は各区役所保健こども課へお問い合わせください。 【お問合せ先(相談窓口)】 ・中央区保健こども課 電話:096-328-2419 ・東区保健こども課 電話:096-367-9134 ・西区保健こども課 電話:096-329-1147 ・南区保健こども課 電話:096-357-4138 ・北区保健こども課 電話:096-272-1128
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